ちゅいーっす。
前回は名古屋弁のお話(?)でしたが、
ゆう子さんの実家である名古屋。
今回はそのものにちょいと注目。
最近は、日本で数少ない元気のいい街として色々と騒がれておりますね。
中部国際空港の開業、
名古屋駅は、一昔前ならば『顔がない』『地味』などといわれてましたが
JRセントラルタワーズ、
ミッドランドスクエアなどができ
栄では
ラシックやブランド店の集積などなど。。。
日本一の企業と言っても過言ではないトヨタを牽引力として
好況を呈しているわけです。
いまや
『ういろうしかないじゃん!』などとは誰にも言わせませんw
って、別に僕は名古屋人でもないしゆう子さんも厳密には
西春日井郡西枇杷島町(現在は清須市?)のお方ですがw
まぁ、とにかく、この不況の中、名古屋は元気がいい!!
そして、千葉県北東部において、ワタクシの勤める街も
商業施設の集積も進み、新しい鉄道の建設もはじまりましたし
40代以下の比較的若い人の流入の続く、元気のいい街として扱われてます。
まぁ、わかりやすく三多摩地域におきかえると、立川・吉祥寺的な(恥)その一方で、成田山新勝寺を抱え、その参道を中心として
古くからの伝統が脈々と受け継がれている街、という面もあります。
というように元気な街ではあるんですが
この団地を通して色々な問題が見えてくるんですな、これが。
で。前回お話した『恋人よ』のロケ地になった団地。
こんなんです。

色々と検索したりしたんですが当時のまだ入居していないであろう
ポツ~ンと建っているカンジが分かるいい画像等がなくてですね~。
南欧風のハシリだったんですけどね、ちょっとイメージ涌きにくいかも。
ところで、この団地なんですが、実は成田市ではありませんw
『千葉県香取郡神崎町四季の丘』という場所です。
でも、ウチの分署の管轄です。
隣町の町域なんですが、この町単独では消防行政をする余裕がないため
ウチの市に委託しているんです。
近い将来、合併するでしょう。。。
造成・販売されたのは、バブル末期。
バブル期の世相を反映して、東京や千葉へと通勤している
通称
『千葉都民』的な人々が多く購入したようです。
そのため地元では『新住民』という扱いをされています。
この新住民の方々、社宅暮らしなどではあったけど
東京や横浜といった都会に住んでいたために行政への意識などは高く
町で開く区長会などで、この団地の方々は
あれやこれやと自分たちの権利をしっかりと主張する。
そのくせ、昔からの祭りであったり
町民みんなのために。。。的な運動には消極的で
『私は都会に住んでおりましたから、ちょっと違いますのよ☆』的な思考が抜けきらず
地元の町への愛、みたいなものはまったくもってなかったりする。
『あいつら、ほんま~。。。』と、ジモティーの方々は少々ご立腹、というよりも
あきれ気味で、深い溝が生まれているようです。。
こういうニュータウン的な場所ってのは
多かれ少なかれ、また規模の大小はあっても
ちょっとした地方には必ずあるわけですな。
(ここでいうニュータウンって、多摩NT・港北NT・千葉NTなどは決して含みません。
う~ん、この微妙なニュアンス、おわかりでしょうか?)ぶっちゃけ、ウチの市内には管轄外でもこの種の団地は
実はたくさんあるんでやんす。
それで、いつから主にこういう開発がはじまったかっていうと
言うまでもなく、空港の開港する数年前、昭和40年代半ばからなんです。
そして、その後は地価の上昇もあって、購入層自体の年齢があがっていくから
ある特定の世代(団塊の世代)の人口が膨らんでいく。
そして今。。。
まさに
少子高齢化を迎えようとしています。
まぁ別にこの団地とか市内に限った話ではなくなってしまうんだけど
色々とこの少子高齢化の影響ってのは、ワタクシの仕事にも影響大なわけで。
どう影響がでかいのか?って話はまた次回。
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