えらいこっちゃ。このアタシが忙しいなんて。
当初載せる予定だった記事は到底書き終えそうもないので、今回は予定変更。軽い
ヤツを。
私は工場地帯が好きだ。
この事は”まうラジ”にも投稿させていただいたが、相当なフェチであることは
間違いない。
「アタシ工場地帯に行くの好きなんです。」
と言うと、たいていの人は「えぇ~~変わった趣味してるねぇ」みたいなことを
言う。
マイノリティーはマイノリティーらしく、ひっそりと生きていようと思っていたが、まうまうメンバーの中にもどうやら同意してくれる人も多々いるらしく、うれしい限りだ。
しかもなにやら巷では「工場萌え」ブームがジワジワと浸透してきているようで、いろんな所で「工場見学ツアー」だとか「地下施設へ行ってみよう!」といった文句を目にするようになった。
工場地帯へ訪れる人も多くなってきているようだ。そうなったらなったで、有象無象に大事な部分を踏み荒らされてしまったようでちょっと悔しくなる。アタシってホントにワガママ。
実は、私が現在勤務しているのは、某食品工場の中の事務所である。
かなり広い敷地を有し、門から事務所のあるビルへとたどり着くまで歩いて2~3分はかかる。
食品工場は、工場フェチにとってはあまり「感じる」部分の少ない物件だ。
何故って、生産ラインが完全に内部に納まっており、鑑賞することが出来ないから。
悪臭もある。工場好きの中には、臭いを発する工場はNGという人も多いらしい。私も臭いは嫌いだが、だからといって工場自体を嫌悪することはない。
私は「工場の中で働いている」という事実だけで、ちょっと、ホンのちょっとだけ「あぁ、いい…」と思ってしまっているのである。
さぁ、だんだんついて来れなくなりましたか? アタシちょっと暴走してますか?
食品工場には、ならではの面白アイテムがある。
入社して初めて見た時、ハートを射抜かれたのがコレ。
ばばーん!
ドラム缶入りマヨネーズぅ!
この、巨体の中にたっぷりと、なみなみと注ぎ込まれているマヨネィズ…。
そして、それにどっぷりと肩まで浸かってしまっている自分…。
想像するだにディープ極まりない。
ちなみに私はマヨ好きではない。
そしてお次はコレ!
どすーん!
お酢のタンク!
酢だから、樹脂製のタンク。
金属は化学反応しちゃうからね!
工場地帯のような魅力とは違うけれど、こういう非日常の物体は大好きだ。
業務用スーパーの巨大商品を見た時の興奮と似ているかも。
他にも、ドラム缶入りカットトマト(細切れトマトの水煮)などもよく見かけるのだが、先日、そのカットトマトがクライアントの依頼により廃棄処分となった。
理由は、同じロットの製品から弾丸が発見されたから。
弾丸ですよ。弾丸。
何があったっつーんだよ。戦場を掻い潜ってきたのかよ、そのトマトは!
ちなみにイタリア産の製品だった。
それ以来、カットトマトのドラム缶を見る度に、ドラム缶を盾に銃撃戦を繰り広げるイタリアンマフィアの姿を妄想してしまう私。
妄想の方向性が多少ズレていることはこの際気にしない。
無機質で殺伐とした中にも、トキメかせるアイテムがたっぷり。
なんのかんの言って、やっぱり工場は心を揺さぶる。
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