どもども。皆さん。
遅れてしまってスミマセン・・・。
言い訳じゃないんですが、疲れた体に鞭打って書こうとしているのに、何度も落ちられまして・・・さすがにキレました。
ホントにそろそろ旧Macでは限界かもしれません。(^_^;;
さて、それはさておき、早速先月も言ったとおりブラックプールの模様・感想をお送りしたいと思います。
とは言え、もう1ヶ月も前なんですね~。早いなぁ。
僕らは土曜日の夜にブラックに入ります。
ブラックプールダンスフェスティバルは既に始まっており、日曜日に行くと、既に予選を何日も終えたアマチュアのライジングスターにエントリーした選手が踊っていて、熱気は既にムンムンです。
この独特な感覚。ブラックプールならではのものです。
ワクワクさせられます。
おそらく初めて海外でライジングスターやアンダー21を見た人は、驚くと思います。なぜなら、滅茶苦茶レベルが高く、そして彼らはものすごい「大人」なのです。
日本のように「高校生です!中学生です!」「へ~~カワイイーー」なんてもてはやされるようなことは一切ありません。
競技ダンスは大人の男女の踊り。
それを如何に表現できるか?ここからはじまり、そのフェロモンを出した上で、若いパワーがほとばしります。
こういう若手の育て方を、ぜひ日本も見習っていきたいものです。
さてそんなライジングスターでスマートでカッコいいダンサーを見つけました。観客の注目度も高かったように思います。
ジャニック&ピア組

やはりアンダー21で活躍してから出てきた選手で10ダンサーのようです。
まだまだ荒削りの部分もありますが、とてもよいダンサーだと思いました。
月曜はアマチュアの予選Q1。火曜日はそこで上がったQ2が行われ、そこもクリアをすると夜の部に出られます。
僕らは残念ながらQ2止まりでしたが、レベルは年々上昇しており、日本の選手が夜の部に進むのはかなり難しくなっています。(特に今年はジャッジがアジアに対し全体的に辛口だった気がします)
それではアマチュアのファイナルの感想を・・・・

マテイ&イワナ組が初優勝を決めましたねー。
やはりしなやかながらもしっかりと踊っている感じがしました。
彼らはこの優勝で引退なんだそうです。
お疲れ様でした。
ガッシュでおなじみ、ステファノ・ディ・フィリッポ組や大きくダイナミックな踊りのアレクセイ・シルド組(僕は船越英一郎と呼んでます)も頑張ってましたが、
やはり注目すべきはユーリ&ヤコダ組です。

彼らはスロベニアのキャンプに参加したときも居ましたし、日本に来たときにエクササイズを習ったので好感を持っているのですが、なんと3位でした。
決して派手な踊りではなく、キチンとした体の使いでしっかり踊る、言わば地味ウマタイプですが、非常に見習うべき点が多い、良いダンサーです。ぜひ注目してみてください。
さて、続いて水曜はプロラテンが行われます。
今年のラテンは見所がいっぱいで楽しかったですね。
ユージンやリカルド、マウリッツィオも1次予選から踊りますし。
(残念ながら、クリクリビー組やウェンティック&ヒデミ組は欠場でした)
一体誰が決勝に入るのか?また優勝は?中団の順位は??
非常に面白かったです!
結果は全種目オール1位・・・マリトースキー&ジョアン組

先月の私の記事だと「どうなるか?」的に書いてありましたが、・・・圧巻でした。彼らはチャンピオンの風格を身に付け、隙のない踊りは堂々としたものでした。
本当はもっとリカルド組に頑張ってほしかったんですが・・・。
もちろん良く踊れていたのでしょうけど、チャンピオンを獲る!!って感じまでにはなってなかったですね。
総合では、3位がピーター、4位がセルゲイ、5位がフランコですが、この3組の戦いも単科では順位の変動が激しく、楽しませてくれました。
やはり僕的にはフランコが素晴らしかったなぁ~。
サンバは3位でしたが、他ももっと良い順位でも良かったのではと思いました。

まるでナウシカに出てくる森の人みたいですが・・・(笑)
マウリッツィオも頑張って4種目も残りました。
ここはちゃんとブラック用の踊りをするという踊り分けができるのがスゴイなと思いますが(IDSFの試合ではグチャグチャでいいかげん)、さすがに決勝は嬉しかったのか、結構はじけてました。
そして何より!ユージンがファイナルに残ったってのが嬉しかったですね!!
アマチュアでの最後の方の成績があまり良くなく、準決も厳しいかも・・・なんて言われてたので、喜びもひとしおです。
素晴らしいタイミングとキレは健在。あんなに小さいのにホントすごいですね。
習いに行った者としては最高でした。

全体を見てみるとスピードが上がっていて、予選のうちでは速くそしてストロングに動かないと見てもらえない感じがします。
ただ、上に残るにはキチンとしたベーシックがないと駄目なんだろうな・・・というかんじでしょうか。
踊りのトレンドはどんどん変わっていきます。
それに柔軟に対応することも大切ですが、やはり正しい体の使い方、タイミングが何より重要なんだなと痛感しました。
まあそんな難しいことはさておき、やはりブラックは最高でした!!
あの雰囲気、ぜひ観戦だけでいいので多くのダンスファンに味わってもらいたいと思います。
なかなか文字で伝えるのは難しいですが、いかがだったでしょうか?
(^_^;
ではでは。
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