2025/05/20 09:45
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2008/07/23 02:42
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「トシさん、今日の練習会の後、例のヤツ、ご開帳しますんで是非見に来てください!」 「おぉ!今日ついにやるんだね。行く行く!今回は何ヶ月ぶりかな?」 この最初のセリフは、私が2~4年生の頃、年に1~2回、ほぼ定期的に、当時私達が住んでいた若葉荘で、私の一つ下の代のウエ○ラが各住人達に言っていたものである。 例のヤツとは、彼の部屋にある冷蔵庫のこと。 それは「開かずの冷蔵庫」と呼ばれ、掃除をした直後の数日間しか使われず、その後は冒頭のセリフが発せられる日まで、開けられることはない。 そう、「ご開帳」とは、半年~一年くらいの間、その冷蔵庫の中でずっと熟成され続けてきた食材達と、そこで繁殖・培養され続けてきた各種のカビ類および細菌類たちを、皆にお披露目することなのである。 その景観たるや、想像を絶するもので、 (お食事中にこの記事を読まれてる方もいらっしゃると思うので、詳細描写は控えるが) 庫内一面茶色、でもよく見るといろんな色。 とだけお伝えしておこう。 なぜその冷蔵庫を、掃除した後、普通に使わないのかは未だにナゾである。 このエピソードに象徴されるように、彼は非常に不思議な性格(ある意味扱いにくい性格)なのである。 彼(ウ○ムラ)やカ○イをはじめとする、私の一つ下の代のリーダーは、不思議な性格(ある意味扱いにくい性格)の部員が非常に多かったのだが、やはり一つ下の代というのは、自分にとって初めての後輩なので、まるで弟のように特別カワイイものである。 特に扱いにくい後輩ほど、よりカワイク思えてしまうから不思議だ。 そしてこの代は、ムサビダンス部史上、稀に見る豊作の年でもあった。 彼らが1年生の時で7組、4年生の時でも4組も試合にエントリーできるカップルが残っていた。 そしてその実力も、非常にすばらしいものであり、他の大学のこの代も、それは同様だった。 特にモダンでは電通大の檜山君、ラテンでは独協大の内堀君などがその代表格と言えよう。 彼らのスゴさは、今さら私がお話するまでもないが、わがムサビのこの代の選手達も、それに引けを取らない実力だった。 特にラテンは、当時他の大学から「ラテンのムサビ」と言われるほど。 今も部室にあるらしい、東部ラテン新人戦ムサビ団体優勝の賞状は彼らの代によるもの。 どこに行っても、扱いにくい後輩というのはいるものだ。 特にわがムサビダンス部では、それが顕著にあらわれることが多い。 扱いにくい後輩達を教えるのは大変だが、そんな後輩ほど、すばらしい成長を見せてくれることが多い。 私が彼らをちゃんと教える事ができていたかは疑問もあるし、大西先輩という素晴らしいお手本があったからだとも思うが、やはり大変だったからこそ、その成長がうれしく感じられるのも一塩なんだと思う。 今現役部員の人達も、これから「扱いにくい後輩」が入ってくるかもしれませんし、既にいるのかもしれません。 でも、そんな後輩ほど、根気よく頑張って教えてあげて欲しいと思います。 もしかしたら、ダンスのプロになるほど上手くなるかもしれません。 竹歳君や想田君もダンス部の問題児だったらしいですから・・・ PR |


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