とまぁオーソン・ウェルズ並みに胡散臭いタイトルですが、
最近この手のオカルト番組が減って非常に寂しく思っております。
ところが最近ハローバイバイ・関の「都市伝説」の話を聞いて
俄然、オカルト熱が高まった次第です。
ということで今回は私のオカルト体験について書かせてもらおうと思います。
そのためには私の育った土地について語らなければならないだろう。
漱石も愛した道後温泉、その3kmほど奥が私の実家、
丁度その中間地点にあるのが四国八十八ヶ所のひとつ石手寺。
山の斜面に沿うように建てられた寺で、
その山頂には16mの弘法大師の銅像が建てられている。

・・・ふざけた顔だ;スケールが分かりやすいよう、さらに図解すると

ジオン公国の最終兵器としてガチで闘っても、
何とかなりそうなサイズである。
この弘法大師の巨大な体躯はようような場所で電波障害を引き起こしていた。
実際、友人はこの像のおかげでフジテレビが映らなくなり、NHKと日テレだけで過ごすという、幼少期には耐えがたい苦難を強いられていた。
しかしこの弘法大師あるときから別の妙な噂が立ち始める・・・
『何か光る物体が像の上に止まっていて、数秒したら突然消えた!』
そう所謂、UFO目撃談である。
初めはクラスの友人がちらほら話していて、おいおいそりゃ何かの見間違えだよと、大槻教授のような冷めた意見をしたりもしたのだが、ある朝新聞を開くと一面に・・
『弘法大師像に続々UFO飛来!!』
と銘打ったタイトルの横には像の上空に怪しく光る物体の写真が!
当時の新聞の画像がないのが残念だが、それはもう明らかに
ムーなどで掲載されているUFO写真であった。
ただしかし逆によ、こうあからさまに出されると
信じられなくなるんが人間の性。
見たという輩が現れるとなおさら否定もしたくなる。
しかしそのニュースから程なくした頃・・
その日塾のバスに乗り遅れたため、母親に車で送ってもらっていた時である。
先の信号が赤に変わり、車はゆっくりと減速して信号前に停車。
シートをやや後方に下げて、ウトウトしていた私は停車の振動で
ふと目を開けると・・・

・・まるでFBI特殊捜査員が透視で描いたような絵になってしまったがw
当時の私の記憶を辿ったものだ。
信号上になんとUFOも停車しているではないか!
さすがに言葉にならない。
「あれっあれっ!」と騒いでいるとパッと信号が青に変わった。
その瞬間、尾を引くような光とともに消え失せてしまった。
(なぜに信号待ち?)
と軽く心の中で突っ込んだのは今でも覚えている。
この現象から導き出した答えは、やはり矢追純一の言っていたように、
UFOは電磁波と干渉しているのではないか?
そこで急遽制作したのが以下の装置。

原稿落としそうなのでここはショボい図で;
電磁波を受けて、金属棒が回転すると両脇のコイルにつながり、
ベルに電気が通じるというもの。
シンプルだが、これほど正確なUFO探知機は他にあるまい!
という自信作だったが、地震が起きるたびにけたたましい音が
家中に響き渡るのに家族もうんざりして、早々に処分されてしまいました。
皆さんもたまには夜空を見上げてみてはいかがですか?
えっ!何?この締め・・
PR