2025/05/14 06:39
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2007/07/01 12:19
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(この文章は3/24に作成したものです、 春模様を思い浮かべてお読みください) 春になりました。 春と言えば桜です。上野に散歩に行く事にしました。 日暮里→谷中→鴬谷→上野公園→アメ横→御徒町駅 今回の散歩コースです。 という事で出発。 山手線の日暮里で下車→谷中方面へ。 「3丁目の夕日」で見るような佇まい。 期待通りの出迎えに期待は高まる。 谷中霊園に入る。 谷中霊園の通りは、墓参りに来る人や老夫婦など高齢者の散歩道にもなっている。 ここには、江戸幕府第15代征夷大将軍「徳川慶喜」も祀られている。 霊園を抜けると、戦火から逃れた古くからの家屋が立ち並び、歴史を感じる町並が印象的。 よくカメラマンにも遭遇する。 通り沿いには「SCAI THE BUSHOUSE」という、銭湯を改築したギャラリーも有る。 谷中を抜けると、金管楽器の奏でる音だろうか、パイプの中を反響するような音が聞こえてくる。 気がつけば芸大の音楽学部前。木々のざわめきと相成って、異様な世界観だ。 すれ違う人達が、次第にアカデミックな様相になってくる。 着物を羽織った人。観光客の外国人や文化人らしき人達の会話の声。 右手には上野公園。左には東京国立博物館。 上野公園にはいる。広場では誰もが贅沢に思い思いの時間を過ごす。 噴水を眺めながらぼーっとする。ベンチに腰掛ける。寝る。 右手には「上野精養軒」へ続く道。まっすぐ進めば桜のある通り 花見で人があふれている。すでに開花宣言があったような…。 そのまま進むと右手側に少し急な下り階段がある。不忍池沿いの道に抜ける。 屋台が建ち並び、遊具に戯れる子どもら。 2匹の猫達も戯れている。猫達の春が来たのかもしれない。 そのまま、上野駅を右に進み、線路に向かって進むと「アメ横」に入る。 乾物屋のオヤジの活気ある声。「あい、あい!安いよ!寄ってらっしゃい!」 「アメ横」はスカジャンやミリタリー洋品などの怪しい店が建ち並ぶ。 CartierやROLEXが¥10,000など、とても胡散臭い時計屋も魅力の一つ也。 きっと釣り銭を渡す時に、「はい、1000万両」と答えてくれるんだろうか…。 今日の散歩はこんなところで、足は疲れたが頭の疲労はない感じ。 走らず、乗らず、歩く事が何より大事。見えないものを見る事にそれだけの価値はある。 散歩は「粋」だ。 何気ないものが楽しくて仕方がない。これぞ「粋」 「粋」=江戸時代後期に、江戸深川の町人の間に発生した美意識(美的観念)である。 身なりや振る舞いが洗練されていて、格好よいと感じられること。また、人情に通じていること、 遊び方を知っていることなどの意味も含む。反対語は野暮である PR |
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