2025/05/16 03:38
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2007/06/02 01:00
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ご無沙汰しておりました。 ぽぽやんです。 前回はおさぼりしてしまいすみませんでした。 次のカワイさんの言葉が胸に響きました。 さて、スペイン旅行の続きです。 翌日、お目当ては美術館巡りである。マドリッドには有名な3大美術館がある。プラド美術館、国立ソフィア王妃芸術センター、ティッセン・ボルネミッサ美術館である。 前日、やっと空きの部屋を見つけたホテルは、国立ソフィア王妃芸術センターの真ん前にあったので、まずはそこから回る事にした。 ここの目玉展示物は、なんと言ってもピカソの「ゲルニカ」である。目の前に立った時には、そのスケールの大きさにも驚かされたが、なんといってもパワーがすごかった。スペイン内戦時の怒りをぶつけた作品、時代は流れても感情はそのままそのキャンバスに残っているように感じる、魂のこもった作品であった。 次にプラド美術館。こちらも有名な美術館である。こちらは、展示品に一つも盗作がないのが自慢らしかった。ベラスケス、エル・グレコ、ルーベンス、ムリーリョ、ゴヤ、ティツィアーノ。名前を聞いただけでお腹いっぱいになりそうである。一つ一つ感想を書いていくと、長々と眠くなるような文章になりそうなので、あえてこちらでは述べないでおこうと思いますが、それぞれ個性のある画家、またその作品が、美術館内において互いを邪魔することなく、良いバランスで共鳴しているような、全体としてのレベルの高さも感じることができた。 最後にティッセンである。こちらは、シャガール、ミロ、ピカソなど挙げれば有名な画家の作品をおいてあるが、前の二つとは明らかに雰囲気が異なり、建物はこじんまりとしており、内観は色使いなどがとても近代的であった。 なんと言っても、これらの美術館を一日で回ることができ、作品一つ一つはもちろん、個々の「美術館」として見比べることができたのが、私にとってとても面白かった。美術館はどこも夕方には閉まって閉まったので、その後は街の空気を感じようとひたすら歩き回った。歩き疲れれば、バルに入ってビールを飲みタパスをつまんで、スペイン人になりきったつもりですごす。なんとも気持ちが良いものだった。 明日はバルセロナだ。憧れの地が待っていることに胸膨らませながらマドリッド最後の夜を、あてもなくふらついた。 PR |


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