「ムサビプロフェッショナル選手会」
この団体について、いぶかしがっている方も多いと思う。
プロ以外の方にとっては、無関係と思ってしまっても仕方がない。
しかしこの団体、(団体と言えるものではないが、あえてここでは声を大にして「団体」と言わせて頂きたい)
ムサビOBとしての誇りを、そのまま形にしてしまったもの、言い切っても過言ではない!!(大げさ…)プロ以外の、ムサビの方々の為に、ちょっとだけ、この団体が立ち上がった経緯を説明させて頂きたく思う。
事の発端は、上村先生にある。
上村先生が、まうログメンバーでないのがまことに残念なのだが、
上村先生は3年ほど前から、ダンス界の中で、
「ムサビ率」なる言葉を、やたら多用するようになった。
これは、読んで字の如く、
プロダンス界の競技選手全体において、ムサビOBの占める割合を、パーセンテージで表したもの(笑)だそうだ。
因みに上村先生が計算した現在のムサビ率は、
3%にも及ぶというから驚きである。
しかしそれを計算したという上村先生に、もっと驚きである。
上村先生は、ダンス界の近しい友達の先生達に、ムサビ率がいかに高いかというのを、とくとくと力説しているのである。(笑)
ある年には、母体である
JBDF東部総局プロフェッショナル選手会の理事全60名の内、6人のムサビOBが理事として名を連ねた年もあった。
その年の上村先生のテンションの高さは、皆さん想像して頂けるだろうか? それはそれは素晴らしいものだった。
ムサビ率
10%という事であるから、当然と言えよう…。
今思えば、そのテンションの高さがそのまま、この ムサビプロ選手会の発足に繋がったのだと理解する。
しかし、一番笑えるのは、それを実際に行動に移したのが、プロではなくて、アマチュアのジメ氏であった、という事…。
プロの生活は多忙を極め、しかも計画的に何かをするのは、あんまり得意じゃない人が多い…
(いいかげんって事?…)御承知の通り、これらは全部言い訳に過ぎず、ジメ氏が多分一番忙しい男だと思う。いつもながら、あいつの行動力には頭が下がる思いだ。
とまあ、そんな訳で、ジメ氏の働きかけによって、上村先生の思いが実現を見た。
という訳なのである。
副会長にはまうログライターでおなじみの竹歳英樹先生が名乗りを上げ、練習会の会場として、スタジオを開放して下さっている。
今はまだ、年に数回の練習会が主な活動だが、そのうち、どうなるだろう?どんどん大きくなっていって…、
広報部や、渉外部も出来てたりして…(できないできない)(笑)
こんな風に 冗談っぽく言ってはいるが、これは本当に誇るべき事で、プロとしてダンス界にちゃんと根付いて、しっかり食い扶ちを稼ぎ、自分の個性をアピールしていけるというのは、実は大変な事であると、僕も常々思っている。
何を隠そう、ダンス界の中でのムサビOBの位置は、ダンスの質、個性ともに、かなりイイ線いっている。(ウヌボレ?)
ダンス界の友達やコーチャーから
「ムサビの人って凄いよね」なんて言われた時には、上村先生でなくても嬉しくてテンションが高くなってしまうというもの。
これが結構 よく言われるのだ。
しかしお互いライバルでもあるわけで、あんまりベタベタ付き合うのは嫌だ という気持ちは、皆持っている。
そんな中、このムサビプロ選手会の発足は、丁度良いコミュニケーションツールになってくれたと思う。
馴れ合いのない 本気の踊り込み、 かなり楽しい…。
(仕切るのはジメ)〈笑)
ここでちょっとだけ自慢。
母体である
JBDF東部総局プロフェッショナル選手会で、ムサビOBが一体どんな風に活躍しているかを、その一部を皆さんにご紹介したいと思う。
まずこれ、「ザ・ダンサーズ」といって、選手会が毎月発行している業界誌である。


これらの表紙デザインをしたのは、本池淳先生。
このポスターは、昨年に行われた選手会主催の「コングレス」という催しのもの。

この催しの実行委員長はやはり本池淳技術部長。
当然ポスターのデザインも彼。
そしてこの催しの司会は、なんと上村宏之先生!!
このポスターは今年のコングレスのもの。8月31日に行われた。

このデザインを手がけたのは何と、引田まよ。
僕が彼女に頼んでやってもらった。(まよサンキュー!)
そして実行委員長は僕、深川大輔。
これは、そのコングレスの為に作られたパンフレット

これを作ったのは何と、高橋あゆみ先生(あっちょこ)!!
あれ? 大西大輔先生だったっけ?
そしてこれは その一週間前に行われた 選手会50周年記念パーティーのポスター。

このポスターの製作者は、僕、深川大輔である。
まあ このようにビジュアル系のお仕事はよくムサビ生に回ってくるのは学連と変わらないのだが、
まあとにかく、ダンス界の人間の作るポスターとかその類の物ってのは、センスが悪いのだ!!
これは僕達からすると、本当に許せない事なのである。
だからって、今回僕はポスターを描いてみて思った。
「こだわってポスター作るほど、僕には時間が無いんだ…」と。
本当に、幾晩かの睡眠時間をゼロにして この作品が出来上がったわけで…。
こだわり始めたらキリがないのが、ムサビ生の習性…。
もうやらない、と、心に決めました。
実際そんな事している暇があったら、ダンス練習して、競技会でもっともっと目立ちたいんだ!!
って言うのが本音なんですよね。
でもまあ、こんな感じでムサビOBの数多くのプロ達は、手持ちの技を活かしつつ、なかなかダンス界に貢献してますよ。
というお話でした。
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