*このシリーズは私が2006年の4月から7月にかけてやっていた、
転職活動の様々な体験話です*
次の面接は、八丁堀かどこかのデザイン会社でした。
募集要項には「DTPオペレーター」、完全週休二日の9時−18時。
見た感じでは悪くないし、ちょっと行ってみるかといった感じで応募。
面接のお知らせが来たので向かう。
その日は小雨が降っていました。面接の時間は18時頃だったので、
すでに暗くなっている八丁堀。道に迷うこともあるので、
面接時間の30分前には着くようにしており、その日も17時半ごろには
駅にいました。さて。と思って地図を開く。
「こっちかな?」と行ってみるものの。。見つからない。
今度は反対側に行ってみる。・・・見つからない。
地図をぐるぐる回す。駅にある地図と照らし合わしてみる。
それでも分からない。30分はどんどん過ぎて行き、雨は降るばかり。
「駄目だ電話しよう!!」とプリントアウトした募集要項を見るとー、
電話番号がない。普通は「連絡先:」なんつって載っているのですが、
何故かそのページには掲載されていない。プリントアウトしたときに
よくチェックしなかった自分が悪い。この時点で5分前くらい。
「ヤバイ!!」タクシーに飛び乗る私。
「んん〜どこだろうね?ここは〜」
タクシーの運転手さんもよく分からないらしい。
どうやら地図が悪かったようだ。
「多分この辺だと思うんだけど。。」と止めてくれる。
おりてみると、すぐ近くに発見!!この時点で約束の時間を5分過ぎている。
「あ〜ヤバイなんて謝ろう。。」
遅刻は社会人、しかも元営業ウーマンとしてはあるまじき行為である。
「すみません、面接のものですが・・」とおずおずと入ると、
「あ、そこでお待ちください」とごく普通に言われる。
どうやら前の面接が押していたらしい!実に運がよかった・・・ラッキー・・。
さて肝心の面接開始。
入ってみると、いかにも「まともなサラリーマン」とはほど遠いオヤジが三人。
髪は長め、柄シャツみたいのなんか着ちゃって、いわゆるアパレルとか
まさにデザイン系とか、そんな感じの雰囲気の人々。
もちろん堅苦しい雰囲気もなく、(笑)が常に付くような話し方。
いくつか会社の仕事を見せてもらう。
私が応募した職種は、オペレーターなので自分でデザインをするのではなく、
デザイナーの考えたラフをmacで作る仕事らしい。
オヤジ「あなたの場合ね〜、国立お住まいでしょう?遠いよね〜(笑)」
私「あ、でも1時間ちょっとですのでそんなには・・。」
オヤジ「あーそう?でもねー電車無くなったあとがねー。タクシーだから」
私「あ、そうですよね」
オヤジ「月10回タクシーがあったとして、どれくらい経費がかかるかがね〜(笑)」
私「・・・(10回?)」
オヤジ「あ、ちなみに残業代は出ませんからうちは」
私「・・・残業はどれくらいあるんですか?」
オヤジ「残業ね〜いっぱいあるよ、ウフフ(笑)」
私「・・・・そうですか・・(具体的な数字は教えてくれないのか)」
というわけで、ここもアウトでした。
行きに焦ったので疲れたのと、アウトであったことにがっくりして、
トボトボと駅まで向かう。駅、すっごい近くでした(涙)
そこでシャッフルにして聴いていたipodから、奥田民生の
「♪理屈じゃないのよ〜 体がうずくのよ〜」というシャウトで、さらに
力が抜けた私でした。
続きます。
さてこの夏ちょっとした島に行ってきました。
すばらしい島でした。移住したいぐらい。
日本には、まだまだ素晴らしいところがたくさんあるんだな〜と思いました。
またあっちこっち旅に出たい!写真、ちょっと載せますね↓







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