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□■ 楽しいドライブ(5)
2007/08/25 01:00

今日の楽しいドライブはズバリ「狭山」。

遂に出ました!僕らにとって狭山は聖地です。
ふいに写真を保存してある引き出しをあさっていたら出てきた懐かしい写真を見ながら
書こうと思います。




この日僕は、すかいらーくのバイトをラストまで勤め、
その後いつものようにバイトのメンバーと楽しくおしゃべりして、朝の5時ごろ帰路についていた。

まだ眠くない時は、すぐ家に帰るのではなく、
後輩や先輩の家に誰か集まっていないか車でぐるっと徘徊する。
案の定、もう朝方だというのにナベの家の前が騒がしかった。

「おお、なんかやってるな」

その頃、ナベの家の前(正確には裏側だが)には空き地が広がっており
皆はそこの中で何かやっているようだった。

しかし、ちょっと様子が変だった。

空地は昨日降った雨のせいで泥んこ状態。
見るとそのど真ん中で、ヒデキのラングレー(車)がスタックしていた。

皆で一生懸命出そうとするがなかなか上手くいかず、しばらく奮闘しているとのこと。
車の脇で、さえが「すみません~」と泣いていた。

詳しく話を聞いてみると、何かの帰りにナベん家に寄ったところ、空き地ぬかるんでいたため
車がドリフトするのが面白く、皆で運転を変わりながら遊んでいたのだという。
が、運悪くさえが運転した時にタイヤが窪みにハマり、スタックしてしまったということだった。

車を車で後ろから押すか、もしくはジメさんが牽引ロープみたいなもの持ってたら
引っ張り出せませんかね?とのことだったが、当然そんなロープは持っていないし、
車で押すのも、バンパーがへこんでしまうのでやめた方がいい。

「そんなことより板を敷いたり泥をかきだした方がいいよ」ということで、皆で泥と奮闘した。

空は明るくなりだし、空き地も幾分か乾いてきたこともあると思うが、
ヒデキのラングレーはようやく「ブブブゥ~」と窪みから脱出することに成功した。

「やった~!!」

朝方になりハイになっていたこともあると思うが、
その時誰かが泥んこになった手でヒデキのラングレーに落書きを始めた。

おおー!これは面白い!!!

「おいおい、やめろてぇ~」
といいながらヒデキもホッとしたのか、まんざらでもなさそうだ。

皆で好き勝手に手形を付けたり、

・しり号
・最大積載量 しりだけ
・俺ののるとこ 土足厳禁
・のりたいだろう?


などの文章、また桃尻ドラえもんの絵が描きこまれ、
ヒデキの白いラングレーは超FUNKY CARと化した。

しかもその間に日が昇り、朝の爽やかさ、雲ひとつない青空に誘われ、
僕らは「このまま狭山行こうぜ!?」と言うことになった。

その場に居た女の子たちと別れ、野郎だけになった僕らは
ヒデキのラングレー、僕のジェミニ、諸さんのラリースペシャルの3台で連なり
狭山へ向かった。

まずはいつもの多摩湖へ。
真っ青な空を湖面が写し、とっても綺麗だった。

その美しさに見とれ、虎狩りにされた太田の頭を笑い、僕らは湖面をバックに写真を撮りまくった。
皆なぜかズボンが下がりかかっている。

今見ると...アホだ。

しかし、その時は

自分たちのやっていることは、なんて開放的で楽しいんだ...!!

としか考えていなかった。


その後また車に乗り込み、多摩湖の周りのワインディングロードを楽しみながら
次は狭山湖横の駐車場にやってきた。

駐車場には観光か、それとも僕らのように夜更かしをした者たちなのかは分からないが
既に何台もの車がとまっていた。

僕らは3台を並べておける場所を選び、今度は車と共に写真を撮りまくる。
人の目など全く気にぜず、集団ははしゃぎまわっていた。


...傍から見たらどういう風に見えただろう?

今でこそそんなことを考え...、  いや、違う。嘘をついてしまった。


正直に言うと、今でもこうやって遊びまわりたい!
皆とハイになって狭山に行きたい!!(-_-)



・・・こう思う僕は、大人としてダメ人間だろうか?
学生気分から抜け出せないおちゃらけさんだろうか...?

しかし、今でもそう思ってしまうほどあの時間は楽しいものだったのだ。

なので未だにこんなこと考えてる僕を「しょーがねぇなぁ」と言って
どうか見過ごしてやっていただきたい。

そして、暇があるとき「狭山行きましょうよ!」って僕からの誘いがあったら
ぜひ付き合っていただきたい...。(←懲りてない(^_^;;)








ちなみにこの狭山から帰り、僕らと別れてひとり家路についたヒデキは
小平警察に発見され、「怪しい車」として、ず~っと後をつけられました。
...駐車場に入るまで。

ヒデキは後で「シャレにならんかったて~~~」と言ってました。(笑)

しかも、あの泥の落書きの痕は、洗ってもしばらく残ったとのことです。

...ヒデキ、スマンかったな。


(その後、皆さんの知っているとおり、ヒデキのラングレーはナベが譲り受け
 何年か乗ることになりました。いい車でした。)



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