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□■ 旅1の2
2007/03/02 23:02
みなさまこんばんは。
重度の花粉症で、顔中ぐじゅぐじゅの状態で、前回の続きを書かせていただきます。

岡山の津山にて、私を温かく迎え入れてくださったブドウ商の一家と別れたあとは、ひとまず岡山まで出て、さらにすぐに瀬戸大橋を電車で渡った。この辺りの駅は電車の発着音が「瀬戸の花嫁」で、それを聞いた時に「あぁ、オレはいま瀬戸内海にいるんだ。」と実感が湧いてきた。

その電車で、香川の琴平まで行くと、長い階段で有名な金毘羅山に登った。多くの観光客で賑わっていたが、上へ上がっていくにつれて人は少なくなり、結局てっペンまで1368段あった階段を登りきると、私1人だけであった。しばらく休息を取っていると数人登ってきて、二言三言交わしたが、ひと時でも目下に広がる讃岐平野を独り占めできたような気がして、また、登りきった達成感もあって、気持ちがいいものであった。
下りてくると、近くの製麺所で本場の讃岐うどんに舌鼓。もちろん打ちたての麺を、驚くような安さで食せて大満足。行った先々で、ご当地の美味しいものをいただくのも、旅の醍醐味に一つであると強く感じた瞬間でもある。

この日は移動に多くの時間が取られた日である。夕方少し前までお土産屋を冷やかしたりプラプラして、再び電車に乗ると、松山までひたすら各駅停車の移動である。この日は大量に汗をかいたこともあってか、どうしても「坊ちゃん」で有名な道後温泉に入りたかった。
夜、松山へ着くと、早速道後へ。まあ、言ってしまえば、観光地化されたただの共同浴場なのだが、日本最古の温泉とも言われるこの温泉に、ありがたみを感じながら、閉館ぎりぎりまで浸かっては、そんな思いに浸ったりしていた。

松山では一泊漫画喫茶で過ごし、翌日は早朝から、香川方面に少し戻ったところにある今治というところから、広島の尾道まで続く「しまなみ街道」を自転車で渡ることにチャレンジした。このしまなみ街道は、サイクリングロードとして整備されていたゆえ、走りにくいということはなかったが、まず全長約70キロという距離に加え、いくつもの小さな島をつないでいるため、橋を渡る前に必然的にある上り坂が体力をどんどん削っていった。でも、天気には恵まれ、橋を渡っている時の瀬戸内海の景色は、それはもう絶景で、風も気持ちがよかったし、また、反対方向からサイクリングを楽しんでいる人たちとすれ違うときにサッと交わす挨拶が気持ちいいものであった。

そんな感じで本州を目指すのである。

次回へ続く。
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