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□■ ボクのお気に入りの本−3
2008/08/21 02:57
現役のみなさん、OBOGで合宿参加されたみなさん、岩井(合宿)はどうでしたか?ボクは今年も都合で参加できませんでしたが、きっとみなそれぞれに印象深い思い出になったと思います。



さて、今回もボクの好きな本を紹介します。



  ”成功者の告白” (神田昌典著)



成功者の告白


著者の神田昌典さんは経営コンサルタントで起業やマーケッティングについて多く本を書かれているのですが、人の心理や無意識などの考察もすごいです。神田さんの本は何冊かもっていますが、今回は”成功者の告白”を紹介します。成功を目指す途中で多くの人が遭遇する会社や家庭で起こる普遍的な陰の部分にフォーカスしてベンチャー企業を創業した主人公”タク”の成長物語として語られています。



いくつかのフレーズを書きます。(多少要約してるとこもあります。)



たいていの人は、好きなことをやるべきか、それとも儲かることをやるべきか、その間で揺れて、結局、何もできない。しかし儲かる仕組みと誇りを持てる仕事というのは両立できる。情熱を傾けられる仕事をやるのは当たり前。そのうえで、ビジネスの仕組みを作るんだ。その両輪をまわす必要がある。だから儲けることに真剣な経営者は、商品作りにも真剣。自分の売っている商品を心から愛している。そして、その商品を世に広げていくビジネスを心から楽しんでいる。



クレームの質が変わってきている。一昔前は商品に関するものが中心だったが、今は、自分を大切に扱ってくれなかったということに対するクレームが多くなっている。このような客は、マニュアル的に対応したら逆上する。そしてこの怒りを受けた担当者は、気持ちを解消できず、家庭に持ち帰り、より弱者つまり子供や夫に向けられる。自分に向けられた場合は病気という形であらわれる。



優れたチームを育てるのは、子育てと同じなんだ。
子育てをするのに、いきなり厳しくするかといえば、そうではない。まずは母親の無条件の愛を5〜6歳ぐらいまで与える。その後に、父親から社会的生活をするうえでの厳しさを教えるんだ。子供は母親からのたくさんの愛を感じて、自分は安全である、信頼されているという環境をつくらないと、しつけをどんなに厳しくしてもダメなんだよ。



何度注意しても部下がいつまでたっても覚えない、というのは典型的な上司の不満だね。でも、それは当たり前のことなんだ。なぜなら、道徳や価値観のように基本的な行動様式や習慣を司る脳は大脳辺縁系と呼ばれる部分だ。分析的能力を司る大脳新皮質と異なって、とても長い時間を要することがわかっている。時間をかけて何回も言い続けなければならないということなんだ。




今回、また読み直しても新しい発見がありました。

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