若葉会とは、青梅街道沿いにある若林米店裏の若葉荘（現存。詳細は川合の「わかばそうものがたり」参照）に住んでいたムサビダンス部ＯＢによる会である。
ただし、若葉荘は男子学生専用であったため、そこに住んでいた者（正会員）だけではあまりにむさ苦しい集まりになってしまう。そこで、一度でも若葉荘に足を踏み入れた事のあるＯＧの中で「たまに飲み会くらいなら行ってあげてもよくってよ」と言っていただける方にも参加してもらっている。これを準会員とよんでいる。何度か参加していただいた準会員は正会員に昇格する。また、正会員の家族及び彼女・彼氏はファミリー会員となる。
今のところの会の当面の目標は、貸切バスで温泉旅行。温泉宿の玄関脇に「歓迎・若葉会ご一行様」という看板を掲げていただくことである。

3月31日、この日は若葉会の毎年恒例の花見会であった。
15：00代々木公園集合、18：00～表参道の店で二次会の予定。

私はこの日も仕事で、10：30から成城、13：30から立川で、お客様との打ち合わせのダブルヘッダー。
成城のお客様はこの日が契約締結日だったため、契約書に添付する図面を間に合わせるのに前日から徹夜の作業となってしまった。変更箇所の説明などで時間がかかってしまい、終わったのは13：20。次の打ち合わせには完全に遅刻してしまう。施工会社の営業担当さんに連絡を入れ、キッチンなどのショールームに連れて行ってもらうようにして時間を調整してもらうことに。
　急いで成城を出るが甲州街道は大渋滞。途中調布から高速に乗ったはいいが、降りたあと立川でもこれまたかなりの渋滞。ラジオによるとどうやらこの日はあちこちで花見渋滞が起こっているらしい。結局到着したのは15：00。打ち合わせが終わったのが18：30。
　大急ぎで立川を出たが中央道が高井戸まで断続渋滞。初台で降りると、今度は山手通りが大渋滞。ようやく表参道に到着したのは19：40。なんだか今日は一日中ドキドキしっぱなしである。
　なかでも一番ドキドキだったのは、今話題の（ちょっと過ぎたか・・・）表参道ヒルズのメインエントランス前に我が愛車を路駐（パーキングメーター）する時であった。そこしか空きがなかったとはいえ、この目立つ場所に、高級車ばかり並んでいる間に、ろくに洗車もしてない傷だらけの12年落ちのｽｽﾞｷｶﾙﾀｽｸﾚｾﾝﾄﾜｺﾞﾝを駐めるのは、かなりの勇気と度胸が必要だった。

そんなこんなで店に着くと、いい感じにデキ上がっているいつものメンバー達がいた。
大川さん（2つ上＝大西さんの代）、上村（私の1つ下）、幹太・加藤・小柳津（2つ下）、山口（3つ下）、大竹（6つ下）の計7人、私含め8人。佐々木＆ひでみ夫妻は第2子出産直後のため、川合は帰国日程がつかず、大西さんは多忙、との事でそれぞれ欠席。

　話題は大体各メンバーの近況であるが、特に印象に残ったのは上村の話。
最近、ジメが音頭をとりムサビダンス部プロ選手会を発足したとの事。なぜアマチュアのジメが？という疑問はさておき、彼のバイタリティーには毎度頭が下る。先日そのプロ達の練習会を行ったそうなのだが、傑作だったのはその時の特別講師が幹太と大西さんだった事。

上村の話によると、

幹太　：「みんなダメダメ！なってないよ。まだまだ情熱が足りないね。ボタフォゴっていうのはねぇ・・・もっと気合いれて、こう！（と言ってボタフォゴのデモ）」

プロ一同　：「おぉ～↑！」

大西　：「みんなダメダメ！大体ねぇ、基本はボディーなんだよボディー！ボディーでリズムを刻まなきゃ・・・・もっとボディーを使って、こう！（と言ってコントラクションのデモ）」

プロ一同　：「おぉ～↑！」

と、殆どがＡ・Ｂ級のプロ達が真面目に感動していたとの事である。

この話に若葉会一同ドッカンドッカンの大ウケ。
幹太　：「上村さん、俺そんなこと言ってないっスよ～」
とは言うものの、この2人の動きこそ、今のムサビラテンの原点なのではないだろうか。なんて、最近の現役の子達を見に行ってないのにすいません。（特にいつも部内戦のお知らせなどの電話をくれている子達には本当に申し訳ないと思っています）

さて、宴もたけなわ、会計を済ませたものの、身支度を整えながらも話が続くので、ここから店を出るまでがまた長くなりそうである。妻からのメールで、風邪引いてる息子がまたさっき吐いたらしく、心配なので、私だけ先にさっさと帰ってしまった。その後またどっかに行ったのかは不明なので、幹太君、レスお願いします。

帰りの道はガラガラに空いていて雨もちらほら。なんだか寂しい感じ。来る時の渋滞がまるでうそのよう。
　一応、酒は最初のビール1杯だけだったので、十分酔いは醒めておりました、念の為。
それと、息子も今は大分回復して元気になりました。

若葉会も発足してもうすぐ20年。ジジィになっても続けたいと願っております。

そんなわけで、投稿遅れてしまってすみません。