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□■ The Soul of Japan―盆踊り-
2007/04/20 23:20
季節外れにも盆踊りがテーマですみません。
なぜ盆踊りかというと、すごく気になる盆踊りがあるから。ただ、それだけ。
去年の夏、久々にとある町内会の盆踊りに参加しました。
力強い和太鼓の生演奏付きの盆踊りに、たくさんの出店、
とてもにぎやかで楽しいイベントでした。

それにしてもビックリしたのが曲目です。
最近の盆踊りって地方、ジャンル問わず、色んな曲を使うんですね!?
東京の盆踊りだから東京音頭は当たり前なんやけど、
炭坑節(福岡)やドラエモン音頭、そして団子三兄弟(盆踊り用にアレンジしてある)
とか。

まあ、多様化した今の時代だからなんでもありなのかなぁ。
もちろん楽しいは楽しいんですが、なんだか自分のイメージするものとはちょっと違う。
何が違うのか・・・
・・・
明るすぎる(光のことではありません)。
そう、影の部分が少ないんだ!
私の求めるものは、暗くてかつ悲しげな明るさ。
楽しいけれどもっと危うい感じ(心情的に)。
音はするけど、息遣いが聞こえてくる感じ。
けだるいけれど、緊迫感のある感じ。
他を寄せ付けない地域独自の世界観。
そしてもっと妖艶な感じ!

妖艶といっても別に胸をとか直接的なのではなく、
暗い和室の中で蒔絵の金にうすぐらい光が反射して
それがボンヤリと壁に映し出すような怪しく、なまめかしい・・・
そんな感じです。

そんな中で見つけたのが
国指定 重要無形民族文化財の「西馬音内盆踊り」
この盆踊りムービーを見てとりこになってしまいました。
http://www.bon-odori.jp/index.html

残念ながらまだ本物は見たことがありません。
もしかしたら本物は私が想像しているものとかけ離れているかもしれません。
でも気になってしょうがない。

こういうものを求めてしまうのはやはり日本人だからなのかな。
主張を前面に出したものよりも、押し殺された内面にある美学。
影の見えない部分に何かを思わせる。
こういったものが私には美しすぎてたまりません。。。

盆踊りの起源
盆踊りとは元々は仏教行事である。平安時代、空也上人によって始められた念仏踊りが、盂蘭盆の行事と結びつき、精霊を迎える、死者を供養するための行事という意識になっていったようである。 室町時代の初めには、太鼓などをたたいて踊るようになったといわれている。(wikipediaより)
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