先日のスーパージャパンで大変なことをしでかした淳です。ひと月前の後楽園で行われたムーアカップ(東部のＡクラス戦)では決勝にも入れませんでした。いったい何が変わったのだろう、と思いをはせる。

まず1月にロンドンのＵＫ戦ライジングスターでセミファイナルに入りました。直前に受けたレッスンが僕の体にヒットしまし、ターンプロしたばかりでいきなり2位になったアルナス組のダンスが自分の踊りたいイメージと合致しました。あとは好きに踊るだけです。

ムーアカップではおそらくその時の踊りを再現しようとしていたのだと思います。無意識に。ダンサーがよく陥る落とし穴です。その時すでに僕の踊りは僕の踊りでなく他人の踊りとなってしまったのでしょう。過去の自分は今の自分より劣っているはずなのです。

まずイメージを自分ではなくアルナス一人に絞りました。これはいわゆる未来の自分像です。その踊りができるためのレッスンにすべてつなげました。言われたことをこなすだけでは進歩とは言えません。レッスンとは自分がやりたいことを明確にするためのエッセンス、道具でしかありません。道具を見せるために踊るのではなく道具によって出来上がった作品をみせたいのです。

なので練習時間をたくさん取ったというよりイメトレと自己啓発に時間を割きました。自己啓発？これは次回に取っておきましょう( ｀ー´)

そんなこんなで全日本のファイナリストに一歩近づいた、という自己診断でした。