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□■ 「祭!」
2008/05/09 14:17
こんにちはー。
まうログ2回目の登場になりました現役三年のラテです〜。

前回は新歓真っ盛りな感じでしたが,りかちゃんや鉄火さんのレポートの通り新歓も無事終わり,なかなかいい感じです!!来たる25日の理工戦にいったい何組出てくれるか・・・まだ分りませんがちょっと楽しみです。私も4種戦なので、精一杯頑張りたいと思います!!






さて、今回はあだ名の理由説明がてら少々私のシアトルでの体験を書かせて頂こうと思います。

私のあだ名がラテになった理由,それは「シアトルスターバックスコ−ヒー」なのです!シアトルといえばスタバ一号店もしかりMt.Linearもしかり、なんかコーヒーで有名です。私はそこで中学、高校時代を過ごしました。高三の夏に帰国して,半年浪人生と予備校で学んだ後ムサビに入学したのです。それをダンス部に初めて顔を出した日に言ったら、「じゃあ、ラテとモカとフラッペどれがいい??」との選択肢が与えられたので、無難にラテを選び、ラテとなりました。


私の渡米の理由は留学などではなくてただの父の海外赴任でしたが、中学一年のとき,微塵も外国に憧れの念を抱いていなかった私はアメリカ行きは死刑宣告のようなものでした。私からして見ればアメリカのイメージである高い鼻も金髪碧眼も「HAHAHA」なアメリカンジョークも私には恐怖の対象でしかなかったのです。


しかし中学生が一人で日本に残れるわけもなく、アメリカ行きは決行され、私は現地の中学校に入りました。学区内の学校まで車で15分。(アメリカの広大さを感じました。)英語の授業はEnglish as Second Language通称ESLに入れられましたが、ほかの科目の授業はなんと現地の子供達と全く同じレギュラークラス。当然,理科なんて専門用語の嵐でどうにもなりませんでした。
私の学校は朝の7:30から1時間目が始まり,50分授業が7コマはいって14:40に帰宅。7時間毎日同じスケジュールで、数学が1時間目に入っている場合,1年間毎日朝の7:30から数学・・・というなんとも言えない時間割。


もちろん「can」も学ばずに
「Hello, how are you?」
「I'm fine thank you, and you?」
のレベルで本場アメリカに来てしまった私は一文どころか一単語すら聞き取れない状態で毎日学校に通っていたのでした。(しかも、誰も「I'm fine thank you, and you?」とは言わず違う言葉を返して来て困りました。)片手に電子辞書を常に持ち歩き,学校でする会話は日本人と話す日本語が主で,あとはESLに居る他の外国人の子達との本当に単語しか言わない程度の英語の会話。もちろん、学校はうんざり。私は日本で一生生きて行くんだ.だから英語なんかわからなくても困らない!と、開き直ってもいましたが(笑)




しかしあるとき,開口一番先生が言った言葉が私の耳にこう聞こえたのでした。



「フェスティボー!」



そのあと何を言ったかはもちろんチンプンカンプンでしたが、私は相棒の電子辞書に必死にFestivalのスペルを打ち込み意味を調べました。

(「祭だ!」?今日祭があるの??でもそんな雰囲気ではなさそうだったから,なにか他に意味が・・・!!?)

しかし、辞書の画面には「祭事、祭典」などの意味しか出てこず。。。その先生は次の授業でもその次の授業でも必ず、「フェスティボー」を使いました。アメリカの英語は単語と単語の間を全く区切らずにしゃべるので(thank youでセンキューのように),たまに3単語くらいある文がたった1単語に聞こえることが多々あり、よくびっくりしていたものです。だから私は「フェー・ステ・バル」とか、「フェステ・イバル」とか、思いつく限り区切って辞書に打ち込みましたがそれらしい単語は見当たりませんでした。うーん謎。なにが祭なんだろう??そんなに毎日祭あってどうするんだろう???私はひたすら悩みましたが分らず,聞き流しの日々は続いたのです。



よく、「聞き流すだけで英語がべらべらに!!」という触れ込みを見ますが,あれは確実に詐欺だと思っています。ただ、聞き流すだけで英語が「理解出来るようになる」というのは絶対だと思いますが。その証拠に英語を関係代名詞やらなんとか動詞やらで習わなくても,半年くらいで何を言っているかくらいは理解は出来るようになったのです。


半年くらい謎に思っていたことがある日突然解けました。
やっと、「フェスティバル!」を単語で聞き取れたのです.

祭の正体はなんと

「First of all」(まず第一に)

だったのです!!!


だから文の始めに絶対つけていたのか!!と腑に落ちたあとすぐに,いやいや、なんでそれがフェスティボーってなっちゃうのアメリカ人!!!と憤慨もしました。あ、未だにしています。

とりあえず、半年間の「祭!」の謎はそこで解けたのです。

ほかにも「レロベロベ」=「little bit of it」などアメリカ人をグーで殴りたくなるような早口発音は多々ありましたが、そして未だに沢山ありますが,多分日本にも沢山あるんでしょうね。。。

私はそんな所を含めて、未だに英語は好きになれません。



すごく余談ですが、日本人が英語が得意じゃない理由に文法や発音の問題の他に,ピッチの問題もあるそうです。日本語は言語的にも音のピッチが高めなのですが、英語はもっと低いピッチの言語な為,日本語と同じピッチで話すとネイティブの人は聞き取りにくくなるらしいです。

やっぱり外国語って難しいですね。。。(--;)



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