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□■ 大五郎のひとり言 ~その2~
2008/05/05 17:59
突然ですが皆さん、
日本史における
    歴史上の人物で
        一番好きな人は、
            だれですか?

なんて、ムサビらしからぬベタな振りから 文章を書いてゆこうと思う。




今日はこどもの日。(汗)一日遅刻してしまったのだが…。

こどもの日とは、 男の子の日。

男には、男のこだわり、理論がある。

たしかに 女の子に比べたら、単純で馬鹿な部分があることも否定は出来ない…。

しかし!!
人間 男子として生まれたからには、何かでっかい事をして死にたい。
と、皆 心の底では思っている。
今の時代は「男女平等」などと訳の解からぬ事を言われ、日本男児はそのプライドの置き所が非常に難しい時代だと思う。
普段女の子の尻に敷かれている者たちも、(僕を含め)
今日、このこどもの日には 自分達の中に、侍の血が流れている事を思い出して欲しい!!





坂本龍馬が好きだ。


「若者は、皆 龍馬をめざす」
という言葉を御存知だろうか?
「歴史上の好きな人ランキング」では、この人の名は必ず上位に入る。

ベタでもいいのだ。
とにかく、男としてこの世に生を受けたなら、誰でも一度は この人のような生き方をしてみたいと憧れる。
男に限らず一度や二度は、この人物の一生の中にある数々のエピソードに、その血を熱くした記憶があるに違いないと思う。


僕は歴史が好きで、多分にもれず中、高校生の頃は戦国時代が一番好きだったが、少し大人になってからは、
「幕末」
という時代にどんどん 惹き込まれていった。
日本の歴史は面白い。
この国は 不思議な国だ。

その中でも特にこの「幕末」は面白い。
何故面白いか…という説明はここでは省略しておくが、一言で言うならば、熱いからである。とにかく熱い。

坂本龍馬の人間像については、知っている人も多いと思うのでここであまり多くは語らないようにするが、
少年の頃は 寝小便たれで、泣き虫、勉強にも無関心で塾を追い出される…。  など、とんでもないアホとして有名だったとか…。
青年になっても ご飯はボロボロ食べこぼすし、お風呂にもあまり入りたがらない。でも剣術は物凄く強かった。

そんな彼が、故郷を捨て脱藩したのは 26歳の時である。
僕が、毎回龍馬の本を読むたび、一番胸熱くするシーンは、この脱藩のシーンである。

そして、32歳で、この世の成すべき事を 全て成し終え、早々と天に召されている。

26歳で脱藩してから、32歳で死ぬまでに、外国の事を勉強し、日本の現状を鋭く捉え、そして日本に何が出来るのかを見出し、実際にやってしまった。
不可能と思われていた薩長同盟を現実のものとし、
ついには幕府に大政の奉還を認めさせ、日本の歴史を大きく動かしてしまったわけである。


僕は去年 33歳になった。


「あっ!しまった。」
と、思ってしまった。
気がついたら、もう33歳になってて、坂本龍馬が死んだ年齢を超えてしまっていたのだ。

僕は今、「ダンス界」で仕事をしていて、目標もあるし、充実もしているのだけれど、
薩長同盟も出来なければ、大政奉還も出来ない。

こんなちっちゃな「ダンス界」ですら、ガッチガチに固まってしまっている このシステムを、変える事なんて不可能だ、と思ってしまっている。
JBDFとJDCの手を結ばせるなんて力もない。


いったい、龍馬は、どうやったんだろう?
本当に、不思議だ。本当に凄い。


いつも 何か大きな事をやりたい。と、思っている自分がいて、でも現実的に自分にやれる仕事っていうのが、徐々にはっきりしていって、 今は、それを しっかり日々こなそうとしている自分がいて…、それでいて、そんな風に時々、坂本龍馬に思いを馳せ、自分と比べてしまっていたりする。(笑)

 

今 僕達は歴史の果ての断崖絶壁の切っ先に立ち、
先人達の造ってきた この日本という国の、その先の歴史を目の当たりにする事になる訳なのだが、
幕末の人の 十分の一でもいいから、この血を、熱くたぎらせて生きていけたらいい、    と思う。
その先に何があるのか、実は誰一人、知りはしないのだから…。


こんな大きな事を言っておいて、
明日、僕がする仕事は、ダンスを踊る。ひたすら、ダンスを踊る。
そして、生徒さんに ダンスを教える。
それだけなんだけど…。



最後に、もし今のこの日本を、坂本龍馬が見たら、
どう思うんだろう?
喜ぶかな?  それとも、悲しむのかな…?

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