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□■ 一粒の種 その4
2008/10/03 00:21
おおよそダンスに対し情熱を持って向き合う事なく一年間を過した私。

通年通り2年生になると固定カップルが決まり、スタジオ通いが始まりました。

が、先輩の紹介で、とある先生に師事したものの
案の定ダンスに対して私の感性が揺さぶられる事はありませんでした、、、
(その先生自体はホントにいいお人柄で素晴らしいコーチャーでしたが、、)
そういう気持ちを抱きつつレッスン通いなど続く訳もなく、
残念ながら夏前には既にほとんど通わなくなっていました。

ダンス部は楽しい、けど、これからどうダンス自体と付き合っていこうか、
と真剣に悩み始めた頃、
ある先輩から「プロフェッショナルのコンペが後楽園ホールであるよ」との情報を頂き、
一度観ておいても損はないかな、と軽い気持ちで行ってみました。

はじめて観たプロのコンペは、全体的にはさすがにみんな上手だなぁ、
という漠然とした印象だったのですが、

その中に一人、私の眼を釘付けにしてしまったダンサーがいたんです!!

それが皆さんご存知の嶺岸昭志先生!!

そのダンスは、私にとって、
上手いとか上手くないという枠では全く説明のつかない圧倒的な存在感を放っていました。
とにかくカッコいい!!俺もああいう風に踊りたい!!
そう強く感じました。
完全に人目惚れでした。

その日、嶺岸先生は6位だったんですが、
後に、そのコンペは東京選手権というA級戦で、
当時の嶺岸先生はまだC級選手で、異例の好成績だったことを聞きました。
(私はクラス制度があることすら知りませんでした、、)

幸い私は映像科、私物のビデオカメラを持っていたので
その日の嶺岸先生のダンスをばっちり撮れました。

それから数カ月、
毎日ひたすら、それこそ擦り切れる程に嶺岸先生のダンスをく観ては
ああでもないこうでもないと必死に真似をを繰り返す日々、、

そして、
満を持して、3年生になる直前に
ダンスファン編集部に問い合わせ、嶺岸先生の所属教室を教えてもらい
めでたく弟子入りいたしました。

初めてスタジオに見学に行った時、
あまりにビデオを観過ぎて、
すでに私の中で神格化されてしまっていた嶺岸先生本人が
まさに目の前で踊っている(生徒さんのレッスンをしている)
という現実が幸せすぎて
なんと4時間も居座っていたみたいです。

後日、「なんか怪しい若者がジロジロ自分の方を見続けていて気持ち悪かったなぁ」
と言われました、、、


とまぁ、
こんな感じで遅ればせばがらダンスにどっぷりハマっていった訳です。


あの日、何気なく
あのコンペを観に行ったという一粒の種。

それが嶺岸先生との出会いへと繋がっていくという偶然の奇跡。


あの日以来、ダンスに対する情熱はまったくもって絶える事なく溢れています。

人生の不思議を感じずにはいられません。















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コメント
嶺岸先生との出会いですね。

これだけ長い付き合いが、そんな偶然の出会いだなんて、ホント不思議ですね・・・

それにしても、相当ジ〜〜〜〜っと見てたんでしょうね。初めての見学で。

なんだか想像出来ますよ。(^_^)
【2008/10/06 03:46
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