さて、そんなこんなで続けて行くうちに、早くも３ヶ月目に入ろうとしていた。
３ヶ月目ともなると、ある程度パターン化されつつあった。

１：面接に行くも、前に書いたような「あり得ない・・」という会社で辞退。
２：向こうがノリノリで、自分が逆に引いてしまう
３：自分が「あ、ここいいな」と思うも、書類または面接でサクッと落とされる
４：応募しても返事が来ない

だいたいがこのどれかに当てはまる。
受けたのはデザイン、写真、印刷、編集などだったけども、
特に上記のような業界は似たり寄ったりで、パターンは変わらなかった。
一番多いのは１もしくは３。

特に焦ってはいなかったものの、「う〜んなかなか無いなぁ。。」と思っていた
矢先、姉がこんな話を持ち出した。

姉：「私の会社の同僚がねー、転職活動したらすぐ一個内定でて、
でもそこは蹴って別のとこに決めたんだって」
私：「へえーなんでそんなにすぐ決まったんだろ。」
すると、姉は平然とこう言ったのでした。
「見た目がいいからよ！」
そう、姉の会社はアパレル。男女ともカッコいい人たちの集まる会社でした。

確かに見た目が良い方が良いだろうなぁ・・。
「なるほど」と思った私は、ある策に出ることにしました。
１：「就職決まってから」と思ってたパーマをかける
２：今までパンツスーツだったのを、ちょっと短めの、
スカートスーツ（体の線がでるやつ）に変える
３：スーツの中はシャツだったが、それをピチピチの黒Tシャツにする
４：アイライナーをペンシルでなくリキッドにする
５：化粧を濃くする

就活ギャル化計画である。
そんなんで何か変わるのだろうか？！と思っていたものの、
明らかに違う波がやって来たのでした・・

つづく