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□■ He Had it comin' !
2007/01/24 09:00
今回は「へんないきもの」というか映画レビューみたいになってしまいました。
敢えていうなら、今回の「へんないきもの」は「女」としましょう。

私が大好きな映画に「シカゴ」があります。
皆さん観たことがあるでしょうか、もともとミュージカルの
ボブ・フォッシーの舞台だったのを映画化したやつです。
分かりやすく言うと、殺人をして刑務所に入っている女たちが
有名になろうとする、エンターテイメントと強い女たちの映画です。

その中でも大好きなシーンに「CELL BLOCK TANGO」があります。

舞台は刑務所で、6人の女たちが「なぜ夫や恋人を殺したか」
ていうのを語るのです。その台詞が最高。

まず「He Had it comin' !(自業自得よ!)」から始まるのです。
直訳なら、「彼は自分自身でそれをおこした」・・・?

で、それぞれ女が色々語るのですが
「He told me he was single,...oh,no, he had six wifes!
So that night, he came home from work, I fixed his drink as useal.
You know, some guys can't hold their arsenic.」

(彼は自分が独身だと言ったけど、モルモン教で6人も妻がいたの!
だからその夜、彼が仕事から帰って来て、
いつものように私が飲み物を作った。
・・・知ってた?ヒ素が合わない男もいるのよ!)
とか。

「 He was artistic guy,...sensitive, a painter.
I guess you could say we broke up because of artistic differences.
He saw himself alive, and I saw him dead.」

(彼は芸術的な人で、繊細な画家だったの。私たちが別れたのは
芸術的見解の違いだと思うの。彼は自分を生きてると思ってたみたい。
でも私にとってはそれは死だわ)

とかもうめちゃくちゃなんです、言ってることが!

あと、牛乳配達人と浮気した人が
「夫が私の包丁に10回も倒れて来たの!」
って言ったり、
「彼がガムをパチパチ言わせてうるさいから、銃を取って警告の
2発をお見舞いしてやったの・・・彼の頭にね」
って言ったり。実際あったら大変だけど、
映画でもミュージカルでも、黒の下着のような衣装を着けたスタイリッシュな女たちが
ガンガン騒ぐ、実にすがすがしい空気が流れているシーンなんです。


実行に移さないとしても、絶対女は少なからずこう言うことを
考えている。と私は思います。自分も然り。まぁシカゴは極端な例ですけれど。
思うに、それが一番外に出るのって小学生〜中学ぐらいまでがピークかな、と。
それ以降は、隠しちゃうから。くわばらくわばら。

先日日本で夫をバラバラにした女のニュースを聞いたとき、
私はまずこの「CELL BLOCK TANGO」を思い出しました。
でも、この女はシカゴに出てくるようなスタイリッシュな女でもないし、
すがすがしさもないですけどね・・・
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