今年はなかなか暖かくならなくて、５月末頃までヒーターが入ってました。
そしてそれから10日ほど後、突然３５度を越す日々がやってきてNYは夏になりました。

NYの夏は暑いです。気温は普通３０度前後だけど、日差しがすごく強いです。
３５度を超えると、街に警戒が出されて、公共プールの開演時間が延長され、道の消火栓が水浴び用に開けられ、クーリングセンターというクーラーの効いた避難所が開かれます。
そしてそれが何日か続くと非常事態となり、冷房の使い過ぎで電力がつき、あちこちで停電が始まり、ガスや水もとまり始めます。街が古いので設備がよく整ってません。
そして暑い日がもっとつづくと、消防署がクーラーの無い家をチェックしてまわり、無い家の人は公園に集まって寝るか、クーリングセンターに非難するように警告されます。アメリカは日本程電化製品も発達して無く、特にNYは冬の長い寒い街なので、クーラーの普及率は低いです。
３５度ぐらいで、と思うけどこれが。。。
NYの家の多くは石やレンガで出来ています。日中の強い直射日光でしでレンガは暖められ続け、レンガの表面温度はもっと高くなります。保温性がいいので建物の中の温度は冷めずにどんどん上がり、夜には昼よりもあつくなって夜中には５、６０度まであがります。レンガの石焼釜の中と同じ状態で、その中で寝てしまうと、次の日の朝までには低温でじっくり焼き上がってしまうそうです。夜中にヤバいと思い目が覚めたときにはもう遅く体が動かなくなってて、毎年沢山の方が亡くなられます。。

激寒の冬が長ーく夏が短いので、短い夏の間に少しでも多く日光に当たろうと、暑くなると突然みんな太陽を求めて街に出ます。
気分転換や健康、見かけのため。日焼けした健康的な肌が人気で、白い肌は病的で気持ち悪がられるので。
屋外で沢山のイベントが始まり、食事も外、街中のちょっとした道の脇の芝生の上でも水着または下着で日光浴＆昼寝。
セントラルパークの昼寝もキモチいいけど、混んでるし、あまり時間も変わらないので私はマンハッタンから地下鉄で３０分の、ブルックリンのブライトンビーチという所にに平日の空いた時間やランチがてらよく行きます。隣は大昔からある遊園地コニーアイランド。片道＄２。
地下鉄降りて３分、ビーチに到着。
街のそばなので、沖にはタンカーが浮かんでてそんなにきれいじゃないけど、一応白い砂で、水も澄んでて水底まで見えます。魚はもちろんイルカやサメも時々やってきます。
平日は割と好いててキモチいいです。

さっそく今年の初ビーチへ、でも北の海はまだ雪解け水でとても冷たい。



この辺はロシア人コミュニティーで、英語はあまり通じません。ソシアルダンスも盛んです。
駅の側でピロシキを買って海に向かいます。
ピロシキには色んな種類があるようですが全てロシア語なのでわかりません。