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□■ オラ マドリッド
2008/07/24 11:57
今月の初めからしばらくスペインのマドリッドに来てます。なので今月はオラ
マドリッド。オラは英語でハロー。

バルセロナに比べ、いまいちあか抜けなかったマドリッドですが、街中はオリンピックの候補地に向けて凄い勢いできれいにモダンになっています。
日本アジアブームもやって来ていて、日本食材なんかも数年前よりずっと安く簡単に手に入ります、まだニューヨーク程ではないですが。アニメ、フィギアのお店も沢山です。

夏のマドリッドはとても暑いです。とても乾燥してて日差しが強い。
毎年7月28日から特に暑くなると言われてて20日を過ぎると会社や多くの店は夏休みになり街から人の数が減って、街の機能は半分停止ぎみです。それほど裕福な人達ではないのに、暑い夏は仕事を休んで山や海へ避暑に行きます。



スペインは他のヨーロッパの国もそうだけど、ユーロになってヨーロッパが統合されて国は活性されたけど、国の個性や文化習慣がなくされてしまいました。ヨーロッパのどの国の人もユーロになって一番後悔していることだそうです。
その中でも根強くスペインに大都市にも残っている習慣がシエスタ。特に夏。朝は10時頃から働き始め、昼の2時から4ー5時半頃まで、店やオフィスは全て閉まり、道には人気が無くなり、働いている人は家に帰ったりレストランで長い昼食そして昼寝タイムです。昼食が一日で一番大きな食事で、フルコースでお腹いっぱい食べて眠くなって昼寝して、また仕事に向かいます。日没は9時半、10時過ぎまで明るいです。夕方軽くビールにおつまみ(タパ)食べて、夕食は軽めに11時頃、お腹がいっぱいになってまた眠ります。慣れないと不思議な生活サイクルだけど慣れてしまうととても自然に体にいい感じです。特に暑い夏は日中は外にいれないし。

日本からアメリカに来た始めの頃いつも感じてたのが、なんてこの国の人達はマイペースで適当なんだろう。スーパーで物買うのにもものすごい時間がかかる。長い列も気にせず店員はおしゃべりしたり、お菓子食べながらのんびりレジを打って、レジ打ち間違えたりしたらマネージャ呼びに言って5分ぐらいは帰ってこない、きっとついでにタバコ吸いに行ったりしてる。なので待ちきれない客も買う物を食べたり飲み始めレジにつく頃には食べ終わり、空になったの袋や瓶を買う。銀行や事務系の事でも一つの事を終わらせるのに何日もかかる、そしてだいたい間違ってやってくる。苦情してやり直しして、で数日後まだ間違ってる。何をするのにも日本の3倍ぐらいの時間と10倍以上の労力がかかる。

そんなアメリカ生活にもすっかり慣れ、スペインに来ると。さらに全ての事にアメリカの10倍以上の時間がかかる。お店でチーズを一つ切ってもらうのにも15分ぐらいかかる。ナイフが1/5ぐらい入った辺でその辺の人とお話が始まり2−3分、1/3辺までいったあたりでまた休憩、やっと切り終わり紙に包み始めるとまた手が止まり。。そしてなにもかもオーガナイズされていない、ぐちゃぐちゃ。だけど誰もそれに不満を感じたりしていないよう。

この街に慣れるにはこの生活習慣に慣れるのが一番大切。

空気が乾燥して太陽の日差しが強く光がきれいです。特に日没頃がきれい。
今は、スペインの空にはまってます。


なぜか街の看板はスペイン語、英語、日本語の3カ国語で書かれています。


スペイン語は日本人にはとっても簡単です。発音が同じなのと、文法や表現方法が似てる。そしてなぜか同じような似ている言葉があります。例えば。

日本語 — スペイン語(動詞は活用するので場合で変わってくるけど)
見る    ミル
去る    サル
起こる   オクール
しゃべる  シャマール
天井    テチョ
あっち   アジ
とても   ムチャ(ムチョ)
小さい   チィコ

こんな感じで。
なんて言ってたらいいか分からない時は、日本語でちょっと訛って言うと通じたりもします。

犬はペロ。ペロという名のとても小さい犬がいたら、関西弁風に
“ペロ むちゃ ちぃこぃ”  

“明日またね〜” は “アスタ マニャーナ”
“あすた またにゃ〜” と少し訛って猫っぽく言えばOK


5月2日革命広場(今では一晩中歌って飲み明かす広場)の像


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