2025/07/04 02:01
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2008/04/07 01:14
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これまではまってきたものは沢山あったけれど、 今の今までなんでこのことを忘れていたのか不思議なくらい はまっていたものがあったのを思い出した。 はまってたのは確か高校生の頃だったか中学生の頃だったか・・・ うちの実家には木造建築で現存する最古の芝居小屋の金丸座というのがあり、 毎年春になると、こんぴら歌舞伎大芝居が開催される。 私は学校があり、見に行く事ができなかったけれど 母親が見に行き、パンフレットを買ってきたのを見て興味を抱き その後テレビで歌舞伎を見て虜になってしまったのだ。 隈取、衣装、女形、セリフの言い回し。 日常とかけ離れたあまりにも強烈な世界に圧倒され、 特に隈取と女形が大好きで絵に描いては自分なりに その世界をに近づけないかと思っていた。 そして歌舞伎の演目を文章化したものや歌舞伎辞典なるものを 嬉々として読みふけっていた。 なのになんで今まですっかり忘れ去っていたのか。不思議だ。 そして先週、NHKで歌舞伎入門の番組を見て 昔はまっていた気持ちが蘇ってきたのだ。 アメリカドラマを毎日見て、外国人のモデルに憧れ、聞くのはもっぱら洋楽で、 西洋東洋がすっかりチャンポンな今の日本を 多いに楽しんでいる私だけどやっぱり日本古来から続く伝統物は 私を魅了してやまない。 あの色使いや、役のキャラクターを端的に表現するために 洗練しつくされた隈取。 そして指先まで神経を行き届かせたキメのポーズ。 ステキだ・・・ステキだ・・・ステキだ・・・ その番組の中で坂東三津五郎が言っていた言葉に 頭をガーンと殴られたような気がした。 「歌舞伎は瞬間芸術」 ああ・・・そういえば私、まだ学連の頃、同じことを言っていた。 ダンスは瞬間芸術だと言ってその一瞬にいかに美しく見せるかにかけていたなぁ・・・ (へたっぴな私がこんなことを言うのはとてもおこがましいのだけど・・・) 文化、表現は違えど、通じるものがある・・・と自分勝手な解釈だけどその時感じたのだ。 昔はまっていた頃は、ただ表面的に好きだっただけだけれど、 今は以前とは違った見方で大いにはまりそうだ。 PR |


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