2025/07/11 13:44
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2008/10/15 23:43
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ロンドンよりお送りしています。 今日のことなのですが、訳あって外国人の女の子の髪上げをしました。 明日にはフィンランドに帰ってすぐその日にコンペなのだと。 にもかかわらず近場にあるダンス用の髪上げする人が妊娠してて今はお休み中。自分でもできません。彼女の名はヤスミンちゃん18歳。日本でいうところのジャスミンちゃんは昨日マーカスヒルトンのレッスンの僕の前後に受けていて、マーカスにその困った状況を訴えたところ白羽の矢が僕に当たったわけです。 僕は毎回コンペ時には妻の髪上げをしているのでお安い御用とばかりに引き受けました。今日も同じ時間にレッスンがはいってるのでそのあとでねと。 しかし僕は妻以外の髪を上げたことがないのです。ジャスミンちゃんは長い黒髪で見た目は日本人の髪と同じようなのですが、ま~、なんとも柔らかく細いこと。ジェルをいつもの感覚でたっぷりつけると地肌が見えちゃってなんかハゲみたくなる・・・結局1時間半くらい苦戦しながらやり遂げました。 寡黙なジャスミンちゃんとは裏腹に付き添いのお父さん、お母さんは後ろで妻にずーっと語りかけてました。今度フィンランドのコンペに来いだとか、お父さんがチェロの演奏で日本にいったことがあるとか(プロ奏者)、今使ってるそのジェルはどうやったら手に入るんだとか(近所のコーエーで安売りしてるやつなのにそのジェルの製作元のアドレスをメモってました) でも完成した髪上げをみて感嘆の声をあげていました。フフフ(-"-)ドーダコノヤロウ。夜会上げしかしたことないというから、シニヨンにしてやったわい。だってパートナーのほうがデカイんだもん。 お父さんはお駄賃に20ポンド(4千円くらい)を僕に握らせて故郷に帰って行きましたとさ。おしまいおしまい。 ムサビは基本的に髪上げは自分で、もしくは他の部員にやってもらうので、他大生が持っていない経済的なスキルを持ち合わせています。僕はよくイチロウの髪を切って、僕はよくダンに髪を切ってもらってたりしました。そしてマヨはなんだかいろんな人の髪上げをしてた気がする。 僕が今でも妻の髪をあげるのはそういう金銭的な意味でもあるし(これで1万円もすんの?という時が過去何度もあった)、時間の節約にもなるのです。コンペ前日は当然多くのプロが髪上げをします。そしてダンス用の崩れない髪上げができる美容院は都内でも数えられるほどしかありません。なので一極集中するわけです。なので時間が押すわけです。予約した時間から1時間待たされることもあるわけです。しかも自分の好きな時間に入れないわけです。 となったら当然家で日曜の朝にぱぱっと上げることのなんと快適なことか。その日の朝に上げられるということは、土曜に上げた髪のまま寝苦しい夜を迎えずにすむということです。ことモダンの髪はエレガントでなければいけませんから。崩れてはいけません。寝返りがうてません。 そして何よりも、これは僕にとって創作活動の一部なので楽しんでやっています。これ一番重要。「やってー」と言われたらたぶんやりたくなくなるんでしょうね。 PR |

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そんなこと書くと・・・
一般の方からホントに「やってください」ってくるかもね・・・。
・・・やれよ~(笑) そんなことになったら大変ですねーw引退したら考えます(*_*;
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