2025/07/07 02:52
|
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 |
2007/07/09 18:03
|
7月に入り、暑い日なんかもあったりして 「ああー、もうすぐ夏だ!!海だ!!」と胸が高鳴る今日この頃ですが、 これは僕が大学1年の時の、同じような時期の話です。 -------------- やはり、いつもと同じように想田さん、諸さんが夜中にやってきた。 「おい、じめ。海行くぞ。」 ・・・海??! その響きに思わずハッとなった。 今でこそ毎年当たり前のように海に行っているが、 高校までは海がない県に住んでいたこともあって、 過去海に行ったイベントなんて2~3回。 海を見る機会すらなかなか無かった。 なので、簡単に「海に行ける」ということ自体にビックリ。 「い、行きます!」 ワクワクしながら乗り込んだ。 その時のメンバーを実はよく覚えていない。 確かゆうじさんがレンタカーを借りていて、2台で行った気がする。 ヒデキや岡崎もいたかな...? 向かうは茅ヶ崎方面。 車は国道を下り、神奈川へ突入。 夜が明けるころ、目の前がパッと開ける。海だ! 広がる水平線。海の匂い。 同じく海無し県出身の諸さんと共に「この瞬間たまらないですよね」と話しながら 海岸線をしばらく走る。 駐車場らしきところに車を止め、海を見る。 誰もいない海。...最高だ。 朝方だし、時期的に海に入るには冷たすぎるので、 とりあえず浜に降り立とう、と降りてみるが、 もうはしゃいでしまってどうしようもない。 靴と靴下を脱ぎ、膝まで入って遊びだす。 そのうち、木の棒をどこからともなく持ち出し、 『波が引いたところを見計らい、誰が一番遠くに棒を立てられるか?』 という遊びに発展していた。 皆もうこれ以上ないハイテンションで大盛り上がり。 ...気づいてみれば、ズボンもTシャツもベトベトの砂まみれになっていた。 ゆうじさんのレンタカーに乗ってきた組は レンタカーを汚すわけにいかないと、皆なんとか砂をはらったり タオルをしいて座ったり、大変な状況になってしまった。 ちょっとはしゃぎ過ぎてしまったと反省。 皆はこのまま帰るということになったのだが、 想田さんと諸さんと僕の3人は、 「ベトベトで気持ち悪りぃから、どっかの健康ランドみたいなところで風呂に入ろーゼ!!」 というとになり、そのまま健康ランドを探しに平塚へと出発した。 こういう行き当たりばったり感は、たまらなく楽しい。 途中、作業服屋さんに寄り、着替え用にと作業用のズボンやTシャツ、トランクスを買う。 僕はこの時はじめて作業服屋さんに入ったのだが、 ここでびっくりしたのがその安さ! しかも丈夫で機能性抜群!! 作業服屋さんって素晴らしい・・・。3人ともしばし感動。 そして楽しいショッピングタイムを堪能した。 ここで買った作業ズボンは3人ともしばらく愛用することとなる。 さて、その後平塚の街をまわり、なんとか健康ランドを発見。 3人で風呂に入った。 海で遊んだ後の風呂は最高に気持ちがいい。 しかもテンションはハイのまま。 そんな諸さんは「あ、これで洗うと気持ちがいい!」と言いながら 足裏用の軽石で体を洗い始めた。 ...もちろんその後、体中がヒリヒリ痛んだのは言うまでもない。 風呂からあがってサッパリすると、急激に睡魔が...。 3人は仮眠用の部屋で眠りに堕ちていった。 ...どれくらい眠っただろうか。 「ア~~~!&%&$#%&!♪♪」 部屋にはどんでもなく大音量のカラオケが響き渡り 僕らは起きざるを得ない状況になった。 どうやら地元のおばちゃん達がカラオケを楽しむ日だったらしい。 夢の中にエコーがかかりまくったおばちゃんの歌声が入り込んできた時は まさにうなされるような悪夢だったが、起きてみると体も休まっており 何とも言えない気だるさが心地よかった。 しばらくダラっとしていると、お腹がすいてきた。 営業はしてないだろうな...と思いつつ、健康ランドのおばちゃんに 御飯が食べられるか聞いてみると、「大丈夫」との返事。 平日の真っ昼間。こんな時間にお客さんなんてほとんどいない。 大広間の中を3人で膳を並べて食べた。 なんとも奇妙な体験だったが、この旅を思い返しながら、 楽しい食事タイムを過ごした。 その後、心地よい気だるさを残しながら健康ランドを後にし、 小平へ帰ったきたのだった...。 試したことがある人にしか分からない。 学校をさぼりつつ行く、『行き当たりばったりの気ままな旅』。 予想をしていなかったハプニングが起きたり、思いがけない買い物も出来たりと、 本当に良い思い出となる。 もちろん学校をさぼることは良くないことだが... ...たまにはいいじゃないか。 PR |
忍者ブログ [PR] |
