2025/07/07 02:51
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2008/02/08 07:30
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今回のは三十路のおじさんの戯言と思って軽〜く読み流して下さい。 職業柄、私がいまだ学生ダンスと深く関わっているのはご存知の事と思いますが、 「最近、学生ダンスのレベルが年々落ちてきているね〜、」 というようなさみしい話を耳にする事がままあります。 現役諸君をフォローする訳ではありませんが、個人的には決してそんな事はないと思います。 ファイナル常連の選手等は、毎年なかなかの高レベルなダンスを披露してくれています。 ただ、そのほんの一握りのファイナリスト達とその他大勢の選手達との差が圧倒的についてしまう傾向が年々顕著になって来ている、という感じはしています。 以前はもっと予選の段階からしのぎを削ったワクワク感があったように思います。 あくまで個人的な見解ですが、 今の現役世代はインターネット等のおかげで膨大な情報(ダンスにおいては数々のDVDやyoutube等の動画サイトで常時垂れ流しになる世界のトップダンサーの最新のダンス等)を簡単に得る事が出来ます。 そういった恵まれた環境の反面、ダンスはうわべだけの表面的な表現に捕われ、目まぐるしく変わる情報に振り回されたあげく、自分の内側から自然と表現が溢れ出すまでに届かず、限界を勝手に決めてしまって闘う前からあきらめている感じがしてなりません。 あきらかにそういったモードのカップルは以前より増えている気がします。 個々人の才能の差を嘆くにはあまりにも少ないキャリア。 パートナーが下手だから無理、リーダーが不器用だから無理、と自分の情熱のなさを棚に上げ、 「俺はダンスなんかがむしゃらにやりたくないね、だって趣味でしょ」的なスタンスがそのダンススタイルに見隠れします。 競技で勝つ事が全てだとは思いません。ダンスを愛し、自己表現の場として理想のダンスを追求する、そんな熱い思いが大切なんだと思います。 情報を駆使して世の中をうまく渡っていこうとする事はもちろん大切で否定する事は出来ませんが、 出来ない自分をさらけだし高い目標に体当たりで向っていく、そういった熱さが欲しい。 良くも悪くも結果は出てしまいます。 ただ、結果に関わらず勇気を持ってフロアで自分をさらけだしてくれた人のダンスからは、 必ず観客の心は何かを感じ、 「学生ダンスはやっぱり面白いね〜」と感じてもらえるんではないかと思います。 以上、戯れ言でした、、 PR |


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