2025/07/08 07:16
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2007/07/08 10:42
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会社を辞めることにさんざん反対していた父は、 突然「お前の好きなようにしろ」的な発言をし、その挙句に彼なりに見つけた 良さそうな求人募集をメールやら切り抜きやらで教えてくれるようになった。 それはとてもありがたいのだけれど、デザイン業界系にうとい父のおすすめは ビミョ〜に何か違うものばかり。笑 でも、その中で見つけたある会社の募集は、少し気になったのです。 そこは美大を志すものなら、一度は手にしたことがあるであろう 色彩学の本や美術専門書を出している、小さい出版社でした。 募集要項はこんな感じだった気がします。 「編集スタッフ募集。勤務時間10:00〜18:00 要電話・・・」 小さな欄だったので、大したことは書かれていませんが、 とりあえず電話してアポ取り。で、前の会社に在籍していたときだったので、 有休を取って行くことになりました。 会社で、「い、忙しい時にスミマセン・・」と有給休暇届けを出す私。 「・・・」無言で判子を押す女上司(転職の面接に行くと知っている。あまりいい雰囲気ではない)。 面接に必要なものは、履歴書、職歴書、作品ポートフォリオ。 面接に行くと言うと父はまた張り切ってしまい、 自分の会社の極秘事項であるはずの、社員の職歴書を見本用に持ってくる(笑)。 「い、いいのか?」と思いつつも、それはとても参考になったのでした。 職歴書は、それまでの仕事で何をしたか、どんな経験で何を得たかを 簡潔に書いたものです。ここでかなりのアピールが出来ますが、 文章力を必要とします。下手すると「結局何が言いたいのか分かんない」的な ゴチャゴチャしたものになってしまうので。 面接当日。 明治大学のある、あの駅から少し歩く。メインストリートではなく、 少し下町風の住宅街のビルの中に、そのオフィスはありました。 入ると早速筆記試験をやらされる。 「一般常識」と「色彩学」のような試験があった。 「一般常識」は漢字、計算、文章の要約、英語などなど。 社会人になってから使っていなかった頭の部分を使おうとするものの、 機能せず。すでにひどく疲労する。 「色彩学」は選挙のポスター、webなどで自分が良いと思うものを選ぶ。 どれが良いのか全く不明なので、自分の好きなものを選ぶ。 おそらくここで適性を見られるに違いない。 試験後、面接。 社長はひげのおじいさんで、「良い仕事をしてきた」的な雰囲気の人でした。 さてこの面接、ずいぶん前なので何を話したんだっけか思い出せない・・ 確か「ホームページを見た?変えた方が良いと思ったことはある?」と聞かれ、 ちょろっと見たページを必死で思い出して 「ええと、あのトップページのブルーと字体があまり良くないかと。。」 と言ったのですが、家に帰ってから見たら思ってたブルーと全然違ってました; 「何か質問は?」と聞かれ、気になっていたことを。 「編集スタッフということですが、正社員の採用でよろしいのでしょうか?」 社長は笑ってこう言ったのでした。 「ああ〜それねえ。うちは正社員とかって扱いはないんですよ」 ・・・? 「要は本人の仕事なんでね。良い本を作ればそれだけ良い給料が出るしね」 ・・・?で、出来高制? じゃあ残業代は?そもそも社員じゃないって。。バイト? 社会保険とか健康保険はどうなるの? 様々な疑問が頭の中を飛び交うも、まだ面接慣れしてなかった私は 聞くこともできませんでした。 「じゃあ、採用なら○日の17時までに連絡しますから。」 結局連絡は来ませんでした。 が、自分の作品を見てもらえたこと、そして何故かこの面接で 「世界は広いなあ。転職することにして良かった!」と思え、 そういう点では、転職活動第一弾としてはプラスになった面接でした。 次回は恵比寿のレタッチ会社へ面接でございます。 PR |


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